美しさの作り方Vol.2 池内ひろ美×Refletall スペシャルインタビュー
第2回インタビューゲスト 池内ひろ美さん
プロフィール
- 名前
- 池内ひろ美
- 生年月日
- 1961年12月13日生まれ(52歳)
- 職業
- 夫婦・家族問題評論家
夫婦・家族問題コンサルタント
一般社団法人日本女子力推進事業団代表理事
横浜八洲学園大学教授
作家、女優 など - 出身地
- 岡山県
- 趣味
- 三味線、クラシックカーラリー
活動案内
- 所属・運営
- Girl Power
100万人のGirl Power Action - 公式サイト
- 池内ひろ美オフィシャルサイト
- Face Book
- hiromi.ikeuchi.77
著作・マスコミ関係
- 著書
- 「男の復権」ダイヤモンド社
- 「妻の浮気」新潮新書
- 「大好きな彼に選ばれるための25の法則」スターツ出版
- 「読むだけでいい夫婦になる本」講談社文庫
- 「池内ひろ美の離婚の学校」主婦の友社他、30作品
- テレビ出演
- 「私の何がイケナイの?」TBS
- 「有吉ゼミ」「シアワセ結婚相談所」日本テレビ
- 「TVタックル」「ワイド!スクランブル」テレビ朝日
- 掲載
- 「池内ひろ美の人生相談」東京新聞
- 「今どきの保護者」小二教育技術他、随時テレビ・ラジオ出演
恋愛、結婚・離婚、親子関係などのコンサルティングから、作家、女優、大学教授など幅広い分野で活躍する文化人。
1996年より始めたコンサルティングは相談者数35,000件を越え、多くの家族、夫婦、結婚・離婚などの問題解決に尽力している。
さらに、メディア出演や執筆活動、Girl Power代表理事などの職務を通して、世の中への情報発信や啓蒙活動も行う。
年齢を感じさせない美貌や笑顔は、幅広い年齢層の女性たちの憧れの的。
美しく、いつまでもパワフルで前向きに活動し続ける姿は、多くの女性たちに希望を与える存在となっている。
頂いた命で「女性も幸せになれる!」を伝えるメッセンジャー
私は1996年から、夫婦・家族問題の専門家として35,000件を越える方々のご相談を受けてきました。
当初、結婚の情報は沢山ありましたが離婚の情報はとても少なかったため、夫婦がうまくいかなくなった時にどうしたらいいのかという解決方法を伝えるために、弁護士先生や精神科医、心理カウンセラーの協力を得て東京家族ラボを立ち上げ、セミナーを開き、相談業務を行ってきました。
私はずっと、自分の働きによって周りの方がより幸せになるようにという思いでお仕事をさせて頂いています。
小さい頃から体が弱く、そんなに長くは生きられないだろうと親は思って育ててきたわけですが、それでも今、私は生かされています。
また、阪神淡路大震災の被災者で友人を何人も亡くしましたけれど、当時大阪に住んでいた私は頭を6針縫う怪我をしただけでした。
ですから、私の命は私だけのものではなく、頂いた命だと思っていますので、人様の幸せのために生きるという考え方がより深まりました。
自分自身の子育てが一段落した現在は、よそ様のお嬢様を育てることにも関わっていきたいと思い、相談業務の他に大学と短大でコミュニケーションや女性にかかわる授業をさせて頂いていますし、不定期ですが、中学校や高校の授業へのゲスト参加や講演を行って若い女の子たちにメッセージを伝えています。
従来、上野千鶴子先生や田嶋陽子先生がなさってきた「女性が抑圧されている」「女性の権利が守られていない」という内容ではなく、「女性として生まれてきたこと自体が、本来幸せを感じることができることですよ」と伝えるために授業をしています。
講演等では、私が行ってきたご相談の中から見えてきた内容も伝えています。
お話を伝えることは、私が3万5000人以上の方の人生に関わったことの責任だと思います。
私が持つ知識や発言内容は、ご相談にみえた方たちが伝えてくださったことですから、個人情報を含まない「事実」あるいは「真理」を人様に伝える義務、責任があると思っています。
気分が落ち込んでいる時こそ、素敵な笑顔を
ご相談を受ける中で、「日本人は幸せを感じるのが下手」という結論が出ました。
その理由は、不安遺伝子と呼ばれるセロトニン・トランスポーターを欧米人の1.5倍も持っているためでもあります。
だから幸せを感じるのが苦手で、何かあると過剰に不安をおぼえますし、何もなくても先回りしてネガティブなイメージを抱きやすいんですね。
特に女性は不安定な気持ちがお肌にあらわれます。
辛いことがある、仕事が上手くいかない、友人や恋人と喧嘩をしたときなど肌荒れを起す人が多いと感じています。
ご相談にいらっしゃる方たちは、暗い表情で訪れますし、お肌が乾燥する、眉間のシワや頬のシミが濃くなったとおっしゃる方もおります。
20年に渡る相談業務を行う中で、女性お一人お一人のお肌の変化も拝見してきました。
気分が沈んでいる時、お肌の状態をすぐに良くすることはできませんが、1週間で表情を明るくすることはできます。
ずっと下を向いて生活していると嘆く方にお渡しするアドバイスは、「家の中いたる所に鏡を置く」ことです。
リビング、キッチン、トイレなどいろいろな場所に小さな鏡を置いておきます。
お掃除のとき、調理のときなど鏡にご自身が映る場所に設置してくださいね。
鏡の中にご自身の顔を見つけたら、自分に向かってニコッと笑いましょう。
もしも口角が上がっていなければ指で持って上げて頬に美しい口元の形を憶えさせましょう。
笑顔になることでメンタルもアップしますし、不思議なことに、笑顔を作らなきゃと思った時に背中がすっと伸びたり、表情以外の部分も実はできているんです。
努力して笑顔でいることは、ご自身のためにも、ご家族や子どもさんのためにもなります。
気付いてない方も多いですが、笑顔になるだけで本当に綺麗になるんですよ。
これは、お金を払ってカウンセリングにいらっしゃらなくても、自分でできるセルフカウンセリングです。
女性は「総合的な美しさ」が求められる
女性は顔立ちやルックスだけでなく、総合的な美しさが大切だと思っています。
これは、同じ骨・筋肉・皮膚を持っていて、それをどのように使っているかということの方が重要だと考えているからなんです。
目を見て話をなさらない方は、美しいとは思いませんよね。
顔立ちが整っているのに、その方のエネルギーが伝わってこない方もいらっしゃいます。
ですから、先ほどの表情をはじめ、正しい場所で正しい日本語を使えること、しぐさ、気配り、社会的意識などを含めた総合的な美しさを持つ人が魅力的だと感じます。
特に40歳を超えると、顔立ちが綺麗ということよりも、その方がどういう方であるかということの方が大切になってきます。
例えば、女子高生だったらみんな同じ制服を着ているわけですから、顔立ちやプロポーションによる違いが顕著です。
しかし、40歳を超えると、何を選びどんな風に着ているか、どんな髪型か、どんな表情か、普段どのようなものを召し上がっていて、どのような言葉遣いをなさるのかということが、トータルで見えてしまいます。
だから、人としての総合的な美しさが問われます。
その中で、最も豊かさを表すのが「肌の美しさ」と「髪の美しさ」だと思います。
豊さというのは、経済的なものではなく、心を含めての豊かさのことです。
ですから、どんなに高級な服やバッグを持っていても、お肌が荒れていると素敵には見えませんし、不健康です。
私はあまり自分の外見を気にする方ではありませんが、「どのように見えるか」ということは大事にしなきゃいけないと思っています。
若いうちは本当に気にしていませんでしたが、45歳を越えたくらいから、友人やプロの方からの勧めで基礎化粧品を使ってみて、気に行ったものを続けていますね。
池内ひろ美が実践するスキンケア
実は、私はいわゆるアンチエイジングはやっていないんです。
気にし過ぎると、シワもシミも増えるような気がするので。
お肌で一番気を付けているといえば、メイクはなるべく薄くし、帰宅後はすぐにメイクを落とし、お水で何回も洗うようにしています。
日本人が好んで行うダブル洗顔はお肌を壊すと専門家の方に伺ったので、クレンジングの時はお肌に優しいクレンジング剤を使って、何度もお水ですすぎます。
それから、水道水をスプレーすることですね。
水道水は防腐剤も少ないため100円ショップとかに売っているボトルに入れて、スプレーします。
洗顔は夜の入浴時だけですが、私が好んで使っている漢方の洗顔石鹸を使って石鹸泡パックをしています。
湯船に入りながら泡立てて、お顔に乗せて、2〜3分置いておきます。
あとはお湯ですすぐだけ。
これで硬かった肌質が年々良くなり、柔らかくなっているのを実感しています。
スワンのヒアルロン酸原液は、使っていてとても気持ちが良いですね。
ほうれい線や首のしわ、目の下のたるみにとても良いと思います。
特に、首はどうしても年齢が一番でるところですから、ここには原液のまま塗っています。
そうすると、一日中首のしわが少ないんです。
首はメイクの続きなので、しわが多いとどうしても顔との落差が大きくなり、とても残念な感じになってしまいますよね。
ですから、首に使って良い効果が出たのは、最高でした。
とても濃い美容液なので、お顔に使うときは先程の水道水スプレーをした後にヒアルロン酸をのせて、お顔の上でミックスさせるような感じで使っています。
「細かい注意」と「継続」が美に繋がる
ある程度年齢が上がっているのに「綺麗だな」と思われる人というのは、特別なことをしているわけではないと思います。
その代わり、細かいところに気をつけていらっしゃいます。
例えば、「お顔に使うのは洗顔用の石鹸で、シャンプーや他の用途のものがお顔に付かないようにしている」とか「ネイルも時にはするけれど、爪が完全に呼吸できなくなるジェルネイルは長期間つけっぱなしにしない」とかですね。
私も、眉のタトゥーは入れていますが、まつ毛が減ってしまうためエクステはしていません。
食べ物も、防腐剤入りのものは極力避けるようにして気をつけています。
それに加えて、数ある美容方法でも「何を継続できるか」「何を継続するか」という部分が大切だと思います。
私の場合ですと、エステには行かないけれど、自宅でスクワットや腹筋などのトレーニングはしています。
エステやジムは時間を取るのが難しいですし、面倒になってしまうので、通えなくなってしまうんです。
たとえ1回行ったとしても、それ以上続けられなければ何にもならないので、私は自宅でトレーニングするのが合っているんだと思います。
ですから、エステが気持ちよくて続けられる方はエステに行かれたらいいですし、ジム通いが良い方はジムにいかれたら良いと思います。
どの方法が一番だということではなくて、それぞれの方に合った続けられる方法を、日常に取り入れてみてはいかがでしょうか。
歯磨きスクワットで、歯も体も健康に!
みなさんに絶対オススメしたいのが「歯磨きスクワット」です。
朝晩の歯磨きをしている間は他にすることがありませんし、目の前に化粧台がありますので、膝が飛び出すことなく正しい形でスクワットができます。
やり方はとても簡単で、歯磨きをしながら、化粧台につま先をつけるような形でスクワットをします。
最初は両足を肩幅程度に揃え、その後に片足を引き、さらに引く足を変えて行います。
ジムでトレーニングをすると負荷をかけすぎてしまいますけれども、自分でやるスクワットはしんどすぎることはやらなくて良いですから、どなたにも続けやすい。
私は各30回ずつ、計90回行っていますが、最初は少しずつ、無理のない回数でなさったら良いと思います。
スクワットをするだけ時間がかかるので、歯磨きも丁寧に行うことができます。
「老化は足から」です。
スクワットは絶対になさった方が良いと思います。
私は中学生の頃にテニスで膝を痛め、年を重ねてからは膝が痛くて夜眠れないということもありましたが、スクワットで鍛えて以降そういうことがなくなりました。
女子高生のように、駅の階段を走って下りられるようにとは言いませんが、早足で階段を下りられるようになる、または片足立ちで靴下を履くことができるのも大切です。
今の若い方たちで気になるのが、歩き方が大変良くないということなんです。
背中が曲がっていたり、奇妙な内股だったり、きちんと歩んでいらっしゃらない。
若いうちはそれでいいかもしれませんが、40歳を超えると本当に足にきますから、是非今から正して頂きたいです。
健康な歩き方ができていないと、内臓も悪くなってしまいます。
内臓が悪くなると、お顔にも現れてしまいますからね。
とにかく、普段やらないスクワットの動きで、姿勢や歩き方を正しい形に戻してくださいね。
あなたは、どんな40歳になりたいですか?
女性が美しくあることは、社会貢献だと思っています。
お家の中で、お嬢さんやお母さんが健やかな美しさを持っていれば、ご家族は幸せですよね。
企業でも、同僚や上司が健やかな美しさを持っていると、企業の内外ともに幸せですよね。
ですから、美しい女性は周りに幸せを与え、それだけで社会貢献になっているということです。
また、美しさは「女性の尊厳」です。
アフリカ・パキスタンなどで高齢女性に必要な援助を伺うと、お化粧がしたいと言います。
東北の復興支援をしている時も、被災から3ヶ月経たないうちに「こんな事言ったら贅沢だと思うけど、化粧品がほしい」と被災者の女性から言われました。
つまり、いくら被災者であるとか、戦闘地域だとか、困窮している貧しい地域だといっても、化粧をしないということは自分の尊厳を傷つけられる事、女性としての誇りを失う事なんです。
ですから、美しさは女性の尊厳を保つこと、そして社会貢献としても必要なことだと思います。
この美しさというのは、着飾るという意味ではなく、健やかに美しくあるということです。
年齢が若いうちはそれほど差異が出ませんが、40歳を超えると、美しさの差異がハッキリと出てきます。
ですから、読んでくださっている皆様が、「どのような40歳を迎えたいか」ということを意識して過ごされたら良いのではないかと思います。
そのために、ご自身に合う美容液やメイクを見つける事も大切ですし、体を自分に合うような鍛え方をしていくということも大切だと思います。
これは、私は若い頃にはやっていなくて、45歳を越えた頃から始めました。
それでも改善できていますから、さらに若い年齢から意識なさったら、もっともっと美しくなると思います。
途上国にも目を向け、想像する力を深めてほしい
心身の健やかさに併せて頭を鍛え、本を読んだり、教養を深めていく事も大切です。
本当の意味での教養とは、「自分が体験できない事を想像できる力がある」ということだと思います。
たとえば、途上国の少女がどのような状況に置かれているかということに気持ちを馳せる事ができる、という事は、その方の持つ教養でもあります。
私たちはたまたま日本に生まれただけで、ソマリアに生まれていてもおかしくなかった。
中学生の頃にさらわれて、1200円で売られてもおかしくなかったんです。
ですから、もしも自分たちが彼女たちの境遇だったらどうなんだろう、彼女たちはどんなに辛いだろうと、想像する事ができる力をつけて頂きたいと思っています。
そういった力、想像力は、男性よりも女性の方が多く持っているため、女性が女子力を上げていきましょうという「GirlPower(一般社団法人日本女子力推進事業団)」の働きに繋がっています。
GirlPowerでは、途上国の少女支援や日本の女性の社会的地位向上など、様々な立場の女性を応援するプロジェクトを推進していますが、その中で途上国の女性たちがどのような現状に置かれているのかという内容もお伝えしています。
途上国の現状知ったところで、急激に何かできるわけではありません。
何もできないけれど、知らない顔はできないはずです。
ですから、ぜひ老若男女問わず一人でも多くの方にGirlPowerにご参加頂ければ嬉しく思います。
本日はありがとうございました。
池内ひろ美さんおすすめ商品
「スワン ヒアルロン酸原液」Hiromi Ikeuchi’s comment
ほうれい線、首のしわ、目の下のたるみを改善してくれる美容液です。
年齢が出やすい首のしわに塗ると、1日中しわが少ないのを実感します。
濃い美容液なので、私は首周りには原液で、お顔には水道水とミックスさせて使っていますよ。