美しさの作り方Vol.14 孝田直子×Refletall スペシャルインタビュー
第14回インタビューゲスト 孝田直子さん
プロフィール
- 名前
- 孝田直子
- 年齢
- 43歳
- 所属
- Platinum Cheerleaders
- 趣味
- 温泉巡り、ダンス、読書
- 特技
- ジャンプ・どこでも眠れる
活動案内
経歴
- 横浜Fマリノストリコロールランド・ピッチパフォーマンス
- JAMfestJAPAN
- Cheer Dance Festival in IKSPIARI
- Dance DanceDance@YOKOHAMA2015
- 横浜開港祭
- 東京羽田ヴィッキーズ試合応援 など
仕事、家事、子育てにいそしみながら、社会人チアリーダーとして活躍。
現在は、女子プロバスケットボールWリーグで活躍するプロチーム「羽田ヴィッキーズ」の応援をはじめ、各種イベントに出演している。
明るく前向きな考え方と何事も楽しんで取り組むその姿勢は、多忙に過ごす毎日を決して窺わせず、一人の人間として自分の人生を謳歌する本来あるべき女性の姿が垣間見える。
生活の中で忍耐や我慢などの抑圧を感じる女性たちにとって、「自分らしく歩む人生もあるのだ」と感じさせてくれる良い手本だ。
好きな事を諦めない!何歳でも輝けるチアリーディングチーム
私が所属する「Platinum Cheerleaders」は、東京、横浜、関西、香港などの拠点で活動するチアリーディングチームです。
私の活動している横浜と東京のチームを合わせると、約70人のメンバーが在籍しています。
Platinum Cheerleadersのコンセプトは、“三途の川までチアリーダー”です。
既婚・未婚問わず、20代~40代と幅広い年代のメンバーで、子育て中の方や仕事している方など、様々なライフスタイルの方が集合して、活動しています。
Platinum Cheerleaders特徴は、出演するメンバーのために、出演しないメンバーが裏方スタッフとして、写真や動画を撮影してくれたり、出演メンバーの子どもの世話をしてくれることです。
横浜チームと東京チームは、Wリーグで活躍する女子プロバスケットボールチーム「羽田ヴィッキーズ」の応援や、イベント出演などを中心に行っています。
出演メンバーが本番当日に小さなお子さんを会場に連れてきても、裏方スタッフや、出演メンバーのご家族が一緒に世話をしてくれるので、安心してパフォーマンスに集中できるようになっています。
チアリーダーの活動をしていると、仕事をして、子育てをしているのに、よく続けられるねと言われることも多いのですが、このチームはメンバー皆で支えあって活動できるフォロー体制が整っているので、誰でも、何歳になってもチアに携わっていける環境なんです。
また、さまざまなバックグラウンドのメンバーがいることで、いろんな視点からの意見が聞けるというのも魅力の1つではないかと思います。
子育て中は喜びも多い反面、孤独な部分もありますし、1人で頑張りすぎると内に入ってしまうことが多いと思います。
ママ友になると、どうしても自分の子供と同じ年齢のコミュニティになってしまいますが、ここにはさまざまな年齢のお子さんを持つ人がいるので、経験者の知恵や反省を自分の子育てに役立てることができるんですよね。
好きなチアで、ストレスを発散しながら楽しんだり、日常生活以外にも居場所ができ、とても充実した環境だと思います。
「笑顔」と「自立心」を大切にする“孝田流”子育て術
チアリーダーは応援する立場なので、常に笑顔を絶やさず、疲れを見せないようにするのが基本です。
私は、これがチアに限らず生活の中でも大切だと感じています。
まだ息子が3~4歳の頃、これを実感する出来事がありました。
下の娘を背負って洗い物をしていたら、息子が一人で押し入れから毛布を取ろうとして引っ張った際に、一緒にズボンプレッサーを落としてしまい、頭に怪我をしてしまったことがありました。
あまりの大出血に、その状況を見たときは一瞬焦ったのですが、不安そうにこちらを見ている息子に「大丈夫!病院行ったらすぐ治るよ!」と笑顔で声をかけました。
そのときのホッとした息子の顔を今でも覚えています。
もし、母親の私が焦ったり、困った顔をしていたら、息子はもっと動揺したと思いますし、大丈夫という言葉を笑顔で言ったからこそ、自分も子供も冷静に落ち着ける状況を作れたのだと思います。
子育てをしていると神経質になりがちですし、特に一人目だと初めての体験だらけで不安や心配もたくさんあると思いますが、辛いときや大変なときに心はネガティブになっていても、笑顔を作って「大丈夫、大丈夫」と常にポジティブな考えや言動をしていると、大抵のことは本当に大丈夫になったりするんですよ(笑)あまり深刻になり過ぎないようにすることも大切ですよね。
また、子育てでは「自分と子供を切り離して考える」ということも大切にしています。
私は、子供の人生と自分の人生は別物だと思っているので、「あいさつはしっかりと」「命を大切に」「他人に迷惑をかけない」「警察の世話にならない」という最低限守ってほしいルールを伝え、基本的には子供のしたいようにさせていることを心がけています。
私が子供の時もそうでしたが、親に「やれ」と言われるとやりたくなくなるのが子供心だと思うので、「自分で考えて行動し、その責任は自分で取る」というのが私の子育てスタイルです。
もし失敗してしまっても、大抵のことはやり直しがきくので、心が柔軟なうちにたくさん失敗を経験して、立ち直り方や対処法を学んでほしいなと思っています。
リンパマッサージと炭酸泉で心身をケア!
チアのパフォーマンスは人に見て頂くものですし、衣装はお腹や足が出るので、見ている方が不快に思わない程度には容姿を整えることも大切だと思います。
日課としてストレッチや筋トレを行い、美容法として、リンパマッサージと炭酸泉を取り入れています。
リンパマッサージはオイルでリンパを流すだけでも気持ちが良いですし、目に見えて効果がわかるので、ストレッチや筋トレがなかなか続かない方にも続けやすく、おすすめです。
マッサージに使うオイルはなんでもよいのですが、最近使用したシャナーズアーユルヴェーダマッサージオイルシリーズは、伸びがよく、ベタつき感もそれほど感じなかったので、とても使いやすいと思います。
マッサージの頻度は、ルールを決めてしまうと続かないので、私はむくみを感じたり、体の不調があるときに行うようにしています。
炭酸泉との出会いは8年ほど前で、自宅近くのスパでした。
シュワシュワと泡が弾ける感覚がとても心地良く、心身をスッキリとさせてくれるので、すっかりハマってしまいました。
これがきっかけで、炭酸を使ったさまざまな商品があることを知り、シャンプーやパック、炭酸入浴剤を試してみました。
ただ、ドラッグストアで手に入る入浴剤については、スパと違って期待した効果があまり感じられないものが多いんです。
その中でスパークリングホットタブは、一般的な入浴剤と比べて炭酸の濃度が高いのか泡をしっかりと感じられて、今まで使った物の中で一番良かったです。
他の炭酸入浴剤に比べると少しお高めですが、週1~2回のスペシャルケアとしておすすめです。
健康でバランスの整った人は、美しい
私は、美しさとは「見た目と中身のトータルバランス」だと考えています。
性格が良くても動きが雑だったり、逆に容姿が整っていても性格が悪ければ、相手をがっかりさせてしまうと思うんです。
ですから、何でもバランスが大切であるように、見た目も中身も常にブラッシュアップしていきたいです。
特に、ある程度年齢を重ねると考え方や価値観が凝り固まってしまうことが多いと思うので、常に柔軟な心を持って、周りの声も素直に聞けるようにしたいと思っています。
頑なに、自分の考えと違う物事にバツをつけるのではなく、いろいろなものを取り入れ、痛い言葉にも耳を傾けて、自分をより良い方向へ更新していければ、余分なものが削ぎ落とされて自分自身が磨かれるのではないでしょうか。
言われた言葉にムッとすることもありますが、それは痛いところを突かれているということだと思うので、一瞬嫌な気持ちになってしまっても、後からきちんと振り返り、噛み砕いて、どうしたら良いのか(良かったのか)を反省するようにしています。
そして、周りの人の声だけでなく、自分の身体の声に耳を傾けることも大切です。
女性が美しくあることは、内臓も含めて心身の全てが対象だと思うので、「自分の不調」や「いつもとの違いに気付ける」ということも、美しさの原点になっていると思います。
子供が産まれてからは、「母が倒れては、子供たちが困ってしまう」という気持ちが強くなったので、より健康を意識するようになりました。
それまでの私は、自分の身体に鈍感で、限界が分からず、無理をしてしまうことも多くありました。この意識を持ってからは、自分の身体から出ているサインに敏感になったと思います。
休息が必要なときはしっかり休んで、たまには疲れすぎないようにセーブをして、いつでも健康で元気でいたいですね。
心の余裕と人生の楽しみで、一層の輝きを!
多くの女性は自分のことだけでなく、家族のことなどで忙しい日々を送っていると、つい自分のことは後回しにしてしまい、自分を大事にできていないのではないかと感じています。
私はぜひ皆さんに、自分をもっと大事にしていただきたいです。
周りを優先しすぎてしまうと、追い詰められてしまったり、やりすぎ、疲れすぎの状態になってしまい、余裕が失われてしまうものです。
余裕がなくて、心のスペースがギュウギュウになってしまっていると、自分にも周りにも優しくできないと思うので、より一層自分を追い詰めることになってしまいます。
自分の余裕を生む環境作りが自分で作る努力ができる人は、人生をもっと楽しくできると思います。好きなことに時間を費やしたり、一息つく時間を持つことは心に潤いを与えると思います。
日々の生活で忙殺されていませんか?
「忙」という字は心を亡くすと書きます。小さなことでいいので、人生の楽しみを見つけることにも目を向けていただきたいなと思います。