美しさの作り方Vol.17 中山裕美×Refletall スペシャルインタビュー
第17回インタビューゲスト 中山裕美さん
プロフィール
- 名前
- 中山裕美
- 年齢
- 45歳
- 所属
- YUMINAIL
- 趣味
- サイクリング、温泉、旅、家庭菜園
- 特技
- 道をすぐ覚えること
- 好きなもの
- チョコレート
活動案内
- 所属・運営
- YUMINAIL
- yumi.nakayama.395
経歴
- 1996年
- 大学卒業後、株式会社パソナに入社。人材派遣のコーディネーターとして従事
- 2000年
- 起業し有限会社アベニューを設立。カフェとリラクゼーションサロン2店舗を経営
- 2003年
- 株式会社ナウローディンにて、BtoBで人材を交流させる新規事業を展開
- 2004年
- 株式会社エボリューションを一人で企画書を書くところから立ち上げ副社長に就任。転職マッチングサイトを運営
- 2006年
- コクヨ株式会社にて次世代ワークスタイル研究開発のリーダーを務めシェアオフィス事業等複数の新規事業に従事
- 2011年
- オリジナルの食習慣講座を東京都・千葉県を中心に開催
- 2014年
- 起業向けキャリアコーチングの個別セッションを実施
- 2017年
- ネイルチップブランド「YUMINAIL」を始動
女性の抱えるネイルへの葛藤を解消し、ストレスフリーでファッションを楽しめるネイルチップブランドを展開。
多様な職務経歴を活かし、さらに自身が感じたネイルへの不満・不便さを反映することで、「自然」「便利」「上品」を叶える大人向けのネイルチップが完成した。
こだわりの逸品は多くの女性がリピーターになるほどで、スタート3か月で月商30万円以上を売り上げる人気ぶり。
ファッション界のニューカマーは意識が高く、美容や健康への取り組みも積極的で、女性が憧れる圧倒的な美しさを放っている。
ネイルの不便さを解消!暮らしに合わせたネイルチップブランド
私は2017年からネイルチップブランド「YUMINAIL」で、オーナー兼デザイナーとしてお仕事をしています。
このブランドを作ったきっかけは、ネイルに対する不便さや不満を感じたことです。
今まではネイルサロンに通っていたのですが、通う時間が取られてしまったり、ネイルをしていると家事で不便なこともあって、自分の暮らし方と合わないと感じていたんです。
一時は「素の爪でもいい!」と思った事もあるんですが、人にお会いしたりお出かけをした時は、やはりネイルを含めて身だしなみを整えたいという気持ちがありました。
そこから、自分でマニキュアを塗ってみたり、市販のネイルチップを試してみたりと試行錯誤を繰り返してみたのですが、どれも上手く使えませんでした。
特にネイルチップは、取り外しができるのは良いのに、サイズや形、色が上手く爪に合わず、デザインも派手な物が多かったので、どうにかできないかなと感じていたんです。
そこで、自分で市販のネイルチップを買って、自分が満足する素材、形、色・デザイン、サイズで作成してみると、周囲の人からもかなり良い反応をいただけました。
このことをきっかけに、「自分の爪に合ったネイルチップをオーダーできる」「大人の女性でも使いやすいデザイン」という2つをコンセプトとして、YUMINAILの立ち上げに至ったのです。
YUMINAILを初めてから現在までの1年半ほどで、20~50代の幅広い年代の約100名のお客様にご利用いただきました。
今年から製作スタッフや販売先を増やし、より多くの方にお届けできるように事業を拡大しています。
自然に見えて美しい唯一無二のネイルチップ
YUMINAILのネイルチップは、使う方の手に馴染むということを特に大切にしています。
市販のネイルチップは厚みがあるので、どうしてもチップ自体が浮いてしまって、不自然に見えてしまったり、硬すぎて痛くなってしまうことがあるんです。
その点、YUMINAILでは薄さと硬さのバランスを重視してチップを選んでいるので、自然に見えるけれど強度もあって、かつ、痛くならないというのが特徴です。
爪の大きさは人それぞれですから、必ずサイズをチェックして作成しますので、自然に着用できて手先がより美しく見えるようになります。
また、デザインはミドル層でも使いやすい様に、大人で上品なデザインを揃えています。
ネイルのデザインサンプルをご覧になりながら、ご希望に応じてアレンジをしていただけますし、ワンカラーとデザインをどのように組み合わせるかも、お客様の自由ですから、ご希望に沿ったオリジナルのネイルが作れます。
取り外しができて家事の邪魔にもならず楽ですし、複数のチップを持っていればその時の気分やファッション、場面によってデザインを変えることも簡単にできます。
もちろん、普通の使用範囲であれば、マニキュアのように次第にはげてしまったり、ジェルネイルのように根本が伸びてきてしまうという事も無いので、いつでも完璧な状態をキープできるのもネイルチップの良い所です。
ご愛用のお客様からは「気分が上がる」「手元を見るとニヤけてしまう」と嬉しい声も沢山いただいているので、ご家庭やお仕事の都合でネイルができない方も、ぜひ一度使ってみて頂きたいですね。
縁や運というものは、人との出会いから開いていくものだと思います。
自分に合ったオシャレができて、自信を持つことができると、人に会いたくなりますよね。
ネイルはメイクと違って自分の目に入るので、気分が上がって笑顔が増え、自然とご縁が広がる手軽なアイテムです。
しかも、手元が美しく整うと、きちんとした印象や清潔感が与えられるので、人間関係の信頼にもつながり、新しい人とのご縁もより良い関係を築いていけると思います。
自分の変化や声に気付くと美しさが生まれる
私が美しさを維持するため心がけているのは、自分自身の状態の変化を把握して、調整を継続することです。
容姿の美しさというのは、自分自身との仲の良さのバロメーターだと言い換えることができると思います。
体と上手くコミュニケーションが取れてないと、肌が荒れてきたりするので、肌や体のご機嫌を伺ってあげるということが美容にも必要だと思います。
自分自身の変化をキャッチできれば、お肌もボディラインも体調も調整することができて、受け入れることは受け入れつつ、努力することもできます。
若さをキープしなければとは思いませんが、今年の私の美しさを最大限に発揮したいので、そのためにもまずは現状に気づくことが大切だと思います。
また、年齢を重ねるうちに、外からの評価よりも自分を生きることを大切にするようになったことで、「自分自身に仕える」ということを意識するようになりました。
周囲にどう思われているかということよりも、自分は何を満たしてあげると喜ぶかという方向に考えをシフトしたことで、自分自身も客観視できるようになりましたし、結果的に喜びも増えています。
自分の心や体が何を求めているのかをきちんと向き合い知る事が、美しさや健康、ひいては幸せを手に入れる第一歩ではないでしょうか。
私こだわりの運動&化粧品の使い方
私は美容や健康のためにストレッチやマッサージ、筋トレを取り入れていますが、こういった運動も毎日同じ動きをするので、これも変化に気付くきっかけにもなっていますね。
昔から美容や健康には割と敏感に反応する方で、20代の時はエステやマッサージが中心だったんですが、30代に入ってからは体を根本からケアすることを意識して、トレーニングを続けています。
ジムにも通っていますが、自宅でも本やYouTubeを見ながら運動するようにこころがけています。
毎日何かしらは行いますが、完璧にというよりはマッサージだけして筋トレはしなかったり、ストレッチだけやったりと、さぼりながら続けていますね。
ただ、就寝前にストレッチポールに寝ておくと体が緩むので、これだけは毎日続けるようにしています。
化粧品は天然素材や自然香料で、シンプルな自然派のものが好みです。
美容アイテムは若いころから好きで、20代の時はデパートコスメを揃えて使っていましたが、色々使ってみているうちに「シンプルでも保湿ができていれば整う」ということが分かってきたので、最近はナチュラルな化粧品を選んでいます。
何か1つだけを使い続けるのではなく、いくつかのアイテムを揃えて調子に合わせて使うのが私の使い方です。
今は少し少なめですが、化粧水2本くらいとクリーム3種類を揃えて、その時々で使い分けるようにしています。
年中使う目元用のアイクリームとビタミンCの美容液は、同じもの1種類を使っていますね。
自分の個性を生かすと、より一層の美しさが引き出される
女性が美しくあるということは、自分自身も周囲の人もハッピーにするという事です。
自分を知り、向き合い、大切にすることでその人にしかない美しさが輝き、笑顔が増えて周りのみんなを幸せにすることができます。
どうしても年齢を重ねると若い頃と比較して、衰えている所ばかりを見てしまいがちですが、私は自分のダメなところを改善することばかり考えず、変化に合わせて似合う服やメイクを楽しむことを提案したいです。
理想に近づけるのではなく、今の自分を発揮して生きていくことにもっとフォーカスをすれば、女性はよりハッピーに生きられると思います。
あるメイクアップアーチストが書いた本に「トップモデルはどの方も個性的な美しさがあり、その美しさは本人にとってはコンプレックスになる部分だ」とありました。
言われてみれば少し口が大きかったり、目が離れていたりアンバランスなところが美しかったりしますが、その個性を生かしてメイクすることで、その人にしか醸し出せない美しさを表現するそうです。
私も、バランスの悪いところがどうしても気になっていましたが、「もしかしたら魅力かもしれない」と思って大切にするようになりました。
「こんな風に美しくなければならない」という思い込みを外すと、穏やかな気持ちでもっと自分を愛することができ、気付いていなかった美しさも引き出されるのではないかと思っています。